2011年9月12日月曜日

八重山地区 公民教科書問題

まあ ここまで書かれると 何とも
安藤慶太が斬る 産経NEWS

インチキだ!沖縄県教委の逆転採決劇 


いくら系列出版社(育鵬社)の教科書が採択されなかったのは、左翼活動家やプロ市民の抗議で、八重山地区協議会決定がくつがえったと書かれている。

産経新聞の報道姿勢は「反朝日」だし、沖縄タイムス本社内に朝日新聞の那覇支局はあるので、地元紙の報道姿勢を批判するのは当然かも知れない。
(ちなみに琉球新報那覇ビル内にその他報道機関の那覇支局はある)
以前からフジの報道を見ると「共和党・米軍の~」と思う事はあるし、子会社の音楽出版の売込み番組や世間が韓国偏狭になっている批判もわからなくはない。

教科書は生徒の学力(難易度)に合わせて決定されるのは基本。
高校の場合は学校単位で教務担当が決めているが、公立小中学校の場合は義務教育の公費負担と言う事もあり、各地区の教育事務所単位で決められている。
沖縄の場合は那覇・島尻・中頭・国頭・宮古・八重山の6地区に分かれている。



従来の決定方法が、現場教員からの推薦を追認する形だったが、今回の決定に関して、現場からの推奨は参考程度で、審議について非公開、投票についても無記名、議事録についても未だに公表されてなく、決定経緯については不透明なままである。
行政の手続きであるからには説明責任が伴う。
また、無記名による多数決によって採択されたため、数によって押し切られた感が否めない。
竹富町が東京書籍にしたのか、少数意見の尊重が基本だけに
中山市長に変わってこれまでの市政とは大きく変わったのも、ここまで問題をこじらせている要因かも知れません。
前市長時代は石垣港に護衛艦の入港を認めませんでしたけど(かなり極端ですが)
区画整理地の本土移住者に対する優先割当策は、住民との文化的な摩擦や保守的な議員が増えているなど、ここ数年で政治姿勢が変化していているのは、警戒する必要がある。


島民の事情についてわからないだろうねぇ~
八重山地区は直接戦場にならなかったものの、駐屯軍の命令で山地に避難した結果、多くの祖先がマラリアで死亡した事を忘れてはならない。
戦前皇民化の洗礼を受け、方言札の導入等 お上に恭順に従ってきた八重山郡民が再び犠牲になる事は避けなければならない。

ちなみに育鵬社や自由社の教科書も文部科学省の検定は通っているので、教科書として採用しても問題ないが、沖縄県内で採用している地区はない。

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