2011年1月6日木曜日

クーポンサイトのリスク

何でも2万円のおせちが、500人限定で1万円で購入したら、中身がスカスカで中には
腐敗した商品が届いてひどい状況だと話題になっています。
そもそも集客目的で宣伝費の要素が強いモデルですが、いきすぎると大変な状況になると
言う事がわかった感じです。
500セットのおせちを12月29日位に間に合わせるには、食材の保存や品質維持を考えると
大変な事です。
弁当や仕出し店では、この辺りのノウハウがあるので、問題はないと思いますが、レストランが
臨時に作るとなると休業して作りこまないと出せないと思います。
今回委託先が岡山で製造されており、大雪の影響もあったと記事では見かけます。

クーポンサイトのビジネスモデルからすると
販売価格 1万円 - サイトへの手数料 5千円 = 店の収入 5千円
実際は送料が含まれているようなので、実際の原価はさらに安く作らないと提供出来ないので、
赤字になるのは目に見えています。
一方で業務用食材を購入して作る?(添える)と3千円程度でそれなりの出来になるようなので、
自前で揃えた方がお得だったという記事もあります。
食材を揃えて詰め込むだけでも人件費や設備がかかるので、
コンビニのおせちが1万5千円程度を考えると、この辺りが採算分岐点の様な気がします。
こだわりが無ければ、最低3点(かずの子・黒豆・昆布巻き)あればいいので(地域によって異なる)
余裕があればパック詰めの食材を活用してみてはいかがでしょうか?

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