そろそろタイ投資を初めて1年になります。
その間 赤シャツの抗議行動等がありましたが、4割ぐらい上昇しました。
タイに投資する理由としては
1 口座開設 手続きに関しては、資産があれば割と簡単。
2 中国ほど成長率はないものの、順調に経済成長している。
3 情報開示等も英語・タイ語とあり、市場もよく整備されている。
4 株価収益率(PER)が低く 配当指向が高い
成長率が高い場合は、再投資に廻した方がいい気もしますが、株主重視の考え方ですね。
ある程度は英語が読めないと、判断材料としては厳しいかと思います。
内部者取引に関してはまだ曖昧なところがありますが、概ね外国人が投資できる環境が整っています。
ローカル株の価格で、株主の権利行使に制限があるNVDR株を購入するのが一般的。
(配当や株主分配については、ローカル株と変わらない)
権利のあるF株もあるが、株価は高めの上に流動性が低い。
新興国全体に言える事ですが、時価総額が偏っています。
タイの場合は国営の石油会社 PTT(11%)を中心とした石油関連が1/3の時価総額
銀行を中心とした金融も1/3もあり、この2業種だけで市場の2/3を占めます。
ということは 原油価格が上昇すると石油株が上がりやすい状況です。
石油は輸入したり精製しているところがあるので、単純というわけではないですが。
天然ガスに関しては自給出来るだけはあるので、ガス田開発と精製プラントに関しては投資計画が多い。
PET生産が主力のIVL辺りが結構上昇しているので、化学・精製部門が注目したいところ。
銀行に関しては、カシコーン銀行(KBANK)が収益・健全性が高く、初めて購入するならまず組み入れたい銘柄です。
あとは規模が大きいバンコク銀行(BBL) サイアム商業銀行(SCB)も購入検討される事かと思います。
成長性を考えるなら、7-11を運営しているCPALLやデパートのセントラルパタヤ(CPN) スーパーのBigC 流通部門が面白いかも知れません。
値動きの激しい 不動産 安定志向のインフラ(電力 水 高速道路) 日本にはない病院(BH BGH)
定番の通信(AIS DTAC TRUE) 海運(TTA RCL) 空運 (THAI AOT)
自動車の製造拠点でもあるので、自動車部品(AH)等も注目したいところですね。
それぞれの投資スタイルにあった銘柄を研究されたらよろしいかと思います。
ただ配当の高い銘柄は、株価的には上がらない事が多いのでご注意を。
(配当 権利落ち後を買う手もありますが)
決算は12月が多く、翌年3月頃に決算発表 5月に株主総会 配当を迎える事が多いです。
配当金は現地の銀行口座に入金する方法と、証券口座に入金する方法とある。
(一部上場投資信託・リートについては現地銀行の小切手受け取りのみ)
銘柄の情報については、タイ証券取引所のHPが参考になります。
オンライン口座をお持ちなら、取引先の証券会社のリポートも併用して下さい。
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