三通と言うのは、中国と台湾と間のやり取りを直接行う事。
通商 通信(郵便 電話) 通行(船便 航空便)
以前は直接行き来が出来なかったため、第三国経由で行っていた。
船便に関しては石垣島に入港して、書類上通関手続きを行ってから相手の港に向かう。
航空便は香港やマカオ、韓国や日本経由で乗り換えて向かう。
ところが両岸関係が馬政権になって方針が一変し、2年前から直接中国本土と台湾の空港・港と結ばれるようになった。
民進党の独立派に牽制するのに、国民党と利害が一致したようだ。
今ではすっかり中国の一地方のように、本土の航空会社が乗り入れているし、台湾の航空会社も中国各地を結ばれるようになった。
空港の名前も地名の「桃園機場」になっているし、今月から「松山機場」から上海「虹橋機場」にも直行便が就航する事になっている。
台湾の国内線に関しては、台湾新幹線(高鉄)の開通で国内線の事業環境が大幅に変化した事にも、大陸に新天地を求めてきている理由もある。
先週 台湾から中国本土行きに郵便物を出したが、華航(CI)の広州直行便に搭載されたようだ。
ただ今週は中国本土では国慶節の為、1週間の連休で税関の業務はお休み。(少なくても貨物は)
来週は中華民国建国記念日でお休みと、中華圏は何かと祝日で人の移動が活発な時期になる。
荷物に関しては、到着が遅くなりそうな予感。
0 件のコメント:
コメントを投稿