2013年7月30日火曜日

apple を支える、日本の携帯利用者

 新興国市場の減速に伴い、appleの売り上げを支えたのは、北米市場と日本市場である。
 特に日本市場での売り上げが2割増加している。
 売り上げの柱はiphone5 softbankは21%増 KDDIは16%増
 理由は簡単で、携帯事業者が販売促進費を、iphoneに対して投入している。
 7万円もするiphone5が、16GBで実質無料で提供しているのは、日本ぐらいである。

 つまりappleを支えているのは、日本の携帯事業者とユーザーである。
 この状況がいつまでも続くとは考えにくい。
 iphoneの利用者は高額なパケット定額料金を支払い続けるからである。
 データ通信量が増加するので、通信設備を増強するために、高額なパケット定額料金が
不可欠なのかもしれない。
 2.1GHz 900MHz 1.7GHzと周波数帯を確保しても、LTEを実感する程の速度は難しい。
(特に都市部においては)
 いずれは多数の狭域基地局を整備しないと、急増する通信量には追いつかない。

 通信端末の魅力を高めるのは重要だが、通信品質と通信料収入のバランスは想像以上に
難しい判断だろう。

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