2011年7月27日水曜日

温州南での追突事故

CRH2-139E (寝台高速車両)
南車四方青島にて製造
(川重からのライセンス生産)
最高速度 250km/h (8M8T)
世界唯一の高速寝台車両形式
運賃が高額で寝台利用率が低く、日本と同様下段寝台に3人掛け座席として運用している。
D301 北京~福州 行き
定員が少なく500人程乗車していた模様。
長距離区間で運用しているのは中国らしい。
(通常は140km/hの寝台客車を使うところ)

片や追突されたのは、加ボンバルディア製CRH1B
海外から最初にライセンス生産された高速車両。
最高速度 200km/h 主に短距離路線で運用。
D3115 杭州~福州 欧州型の固定座席で座席間隔は狭い
(これで北京から乗車するなど・・・)
寒冷地仕様(スウェーデン)の車両ながら、運用されているのはなぜか暖かい地域。
上海~杭州・南京・福州 広州~深川 等

今回は落雷による電気系統の故障らしい、通信設備なのか変電・送電設備なのか、
まだ明らかにされていない。
仏からの技術提供による、独自仕様の列車運行システムがあやしいようだ。
高速新線区間での事故だけに、原因究明が待たれます。

 それにしても、事故車両をすぐ重機の餌にして、36時間で復旧させるとは
また掘り出して近くの駅に搬送したらしい。
 海外旅行には、旅行保険を掛けた方がよさそうです。
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