現在海外から購入している燃料費 年間3兆6000億円
1日あたり約100億円
原子力発電が停止されている影響で、貿易赤字が続いている。
対外収支が赤字の場合は、円が売られて円安になりやすい。
原発再稼動するまで、電力会社と貿易収支の赤字が続くだろう。
沖縄の場合、原子力発電所が無い反面、発電規模が小さく。離島の発電コストが高いので、
どうしても他地域の電力料金に比べて、1割程度高くなる。
火力発電所は、石炭がコストが一番安い反面、煤煙 硫黄酸化物の処理コストがかかる。
重油は導入しやすい反面、原油価格の高止まりで1リットル100円に近くなり、燃料費が高い。
今主流なのは、環境負担の少ない液化天然ガス(LNG)発電所。
但し、環境対策費がかからない分、液化天然ガスを貯蔵する設備や輸送費が高い。
ロシアや樺太からパイプラインを引けると安くなるが、整備するまで十年ぐらいはかかるだろう。
太陽光発電の導入が急速に進んでいるが、受け入れ容量がそろそろ限界にきている。
(本土の場合はまだ余裕がある)
比較的安かった液化石油ガス(いわえるプロパン)が、最近1割値上げされた。
理由は産地のサウジアラビアで、出荷用のプラントが操業停止で、供給量が逼迫している。
沖縄の場合85%の世帯でプロパンガスを利用している。離島の場合はほぼ全世帯。
都市ガスの普及が、那覇市内の一部と西原町程度しか供給されていない。
オール電化も電気料金が高い影響で、普及率はこれからでしょう。
岡山県の北部の山村のように、間伐材を活用した地産エネルギー利用を開発しないといけない。
地域産業の創出と、地域資源の活用 なりより外貨の流出に歯止めをかけるからである。
イギリスでは、エネルギー価格の高騰で、薪ストーブが見直されている。
古い住宅には煙突が備わっているが、年に2~3回程度煙突掃除をするらしい。
(煙突が詰まると、一酸化炭素中毒になるらしい)
煙突清掃士なる資格があり、3日の講習で20万円するが、人気が高い。
大きなはたきを、電動ドリルに取り付けて、ケーブルを押し出すのが現代的。
日本の場合は、電気代が高くなると、省エネ家電 特にエアコンの需要が高くなる。
エネルギー価格の高騰は、維持費やランニングコストの削減を念頭においた方がいいだろう。
新規サービスの創出にも、つながるかも知れません。
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