2013年12月6日金曜日

回線型 vs voIP型

 携帯電話から発信する、割安な通話サービスの事である。

 skypeやLine 050plusはIPを使った voIP型
 G-callや楽天でんわは、回線交換型である。

 voIPを使ったソフトの場合は、パケット通信を利用するので、パケット通信料+接続料だけで
割安(無料)に通話ができる。
 回線交換型と違い、利用伝送帯域が一定ではないので、通話品質にむらがある。
 wifiを使えば、帯域の問題は解決しますが、エリアに制限がある。
 海外でもネットが使えれば、国内通話並みの料金で利用できる。
(IPを利用して SIPサーバー経由で通話する)

 今回話題になっているのは、回線交換型の割安な通話サービス。
 3社の通話料は、30秒21円 1分42円 3分126円と割高
 これを電話会社の回線を経由すると、30秒10.5円で利用できる。
 仕組みは 電話会社の特番を先につけて電話を掛けると、電話会社の交換局経由で相手先につながる形。
 IP接続型とは異なり、通話回線を利用するので、音質は通常の電話回線。
 海外では接続先がないので、日本国内だけの通話サービス。
 スマホ利用の場合は、専用アプリ経由で通話。普通の電話でも接続用の番号を先に押してから、相手先の電話番号を入力する。
 電話会社の交換局を経由する事により、1社2円の接続料を支払い、相手先にも2円の接続料を支払う。
 残り6円が自社の収入になる。
 自社で電話交換局設備があるから出来るサービスである。
 スマホ用の料金プランの通話料が割高だからこそ出来るサービスでもある。
 3社で年間1兆5千億円の通話料収入があるそうなので、割安な通話サービスがどこまで普及するか、注目したいところ。

0 件のコメント: