日本でも決算発表が相次いでいるが、タイも決算発表が相次いでいる。
傾向としては、一昨年の洪水の影響を脱し、ASEAN地域の景況感を受けて
良好な企業決算の所が多く見られる。
特に増益率が高いのが自動車セクターで、昨年の9割増益。
CWT GYT が大幅な増益 大手のAH 24%増益 SPG TRU 65%増益
次に主力の石油関連も昨年度比 9割増益
PTT(タイ石油公社) 67%増益 PTTEP 135%増益
独立系の発電事業者も好決算 RATCH 63%増益 EGCO 35%増益
通信事業者は4割増益 ADVANC 42%増益 DTAC 6%減益 TRUE 黒字転換
不動産開発が6割増益 CPN 632%増益 LH 67%増益 QH 273%増益
ただ建設業までは、恩恵に至らない状況。
意外なところでは、衣服やEMS等の製造委託業が好調。
中国の景気減速の影響で、鉄鋼が赤字。
欧州の経済危機の影響で、ホテル・観光業は大幅な減益。
食品関係も、穀物価格上昇の影響で、大幅な減益。 CPF 53%減益 GFPT 赤字
不動産 石油エネルギー 流通 輸出関連は好調
あとは後半の動向に期待したいですが、若干の調整が入りそうです。
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