今回の震災であまり影響が無いと思われていた西日本であるが、部品の調達が困難な為4/2から運行本数を削減する。
その部品とは カーボンブラシ である。
ブラシの7割は 日立化成工業で製造されており、素材の工場(山崎事業所・日立市)が被災を受けている上、最終加工の工場が福島第一原発の影響で、立ち入りが出来ない状況らしい。
一般的なモーターには、電極を押さえる(電流を伝える)ためのカーボンブラシが必要で消耗部品でもあるために、電車のみならず自動車の発電機にも使われている部品だけに、経済活動における影響は大きい。
(最近はブラシレスモーターもあるらしいが、コストを考えると従来のモーターが多い)
古い電車を末永く大切に使っている会社だけに、他社に比べて影響が大きいという事でしょうか。
追記 部品の調達にめどが経ったようで、4月8日より通常運行に戻るそうです。
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