日本で発売されている携帯電話には、通常SIMロックがかかっている。
SIMロックフリーの端末だと、SIMカードを入れ替えるだけで、他事業者でも使えるからである。
日本の場合は、DoCoMoとSoftbankが同じW-CDMA方式なので、相互に使える。
(i-modeやY!等のパケット通信や、キャリア独自のサービスが除く)
DoCoMoの場合、2011年に発売された機種から、手数料3,240円支払うと、SIMロック解除してもらえる。
SoftBankの場合は、一部機種のみSIMロック解除ができるが、殆どない。
面白いのはe-mobileで、2011年以降発売されている機種は、SIMロックをかけていない。
周波数帯域が1.7GHzと、日本独特の仕様という事情があるかも知れない。(W-CDMA)
モバイルルーターが主力だが、GP02以降の機種は、SIMフリー端末。
GP01の場合は、ファームウェアをVer.2以降なら、SIMフリー端末になる。
(初期の端末は、SIMロックがかかっている)
GP01のファームウェアをVer.3にUPすると、他の事業者でも使えるようになる。
最近人気のMVNOが提供している、格安SIM(月千円程度)は、DoCoMoの回線を借りて提供している。
格安SIMを使うには 1.DoCoMoの端末を使う 2.SIMフリー端末を使う のどちらかである。
格安SIMの人気が高いのか、DoCoMoのモバイルルーターの価格が高く、5千円以上はする。
一方 e-mobileのモバイルルーターの価格は、DoCoMoよりは少し安い。
但し e-mobileのルーターで使うには、APN(アクセスポイント)設定が、少し面倒である。
DoCoMoの中古ルーターでも、APN設定は必要だが、元々使える端末なので、設定に苦労する事は少ないだろう。
GP01以前のD25HW(C01HW)は、SIMロックは掛かっていないが、ネットワークロックが設定されて
いて、日本の事業者(440)は、e-mobile(44000)とSoftBank(44020)しか使えないようになっている。
DoCoMoのSIM(44010)を入れても、No Serviceと表示されて使えない。
どうも、440 の事業者で、使えるところと、使えないところを分けているようだ。
海外の場合は、事業者による規制は無いので、2100Mhz帯の事業者なら利用可能。
海外旅行で、モバイルルーターとして使った方がいいだろう。
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