2013年5月6日月曜日

2050年に向けて

 現在GDPの3割が、アジアから創出されている。
 アジア開発銀行の予測によると、2050年に5割の総生産額を生み出すと、
予想されている。
 ただ、中国とインドの総生産額が、米国や欧州を超えている事になる。
 今は中国は、米国に次いで第二位の地位にあるが、経済成長が進むと、
いずれは中国>インド>米国になるであろう。
 但し、現在の中国の成長は、不動産開発に伴う開発投資が半分を占めており、
10年前にあった、地方政府による投資公司や、ノンバンクによる融資の焦げ付き等
地方の開発物件を中心に、融資の不良債権化の懸念がある。
 また、韓国は北朝鮮の情勢や、ウォン高の影響による、輸出企業への影響が懸念される。
投資の減少に伴い、地価も下落しており、不良債権化の懸念もある。
 やはり、新興国の投資 特にASEAN地域への経済成長に期待したいところである。

 但しこのところ、株式市場はダウ同様、連日の最高値圏に入っており、投資資金流入に
伴う過熱感がある状況である。
 電力やインフラ整備等、社会資本関連の整備に注目したい。

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