今日 4月22日のタイムスの記事特集
1面 地方面 社会面にキャンプ知念が取り上げられています。
米 CIA基地 元従業員が語る (沖縄タイムス)
復帰以前に、OSS(現CIA)の拠点が、知念補給基地にあったようで。
(現在 琉球ゴルフ倶楽部)
他の米軍施設と異なり、ワシントンからの情報部員が3年任期で赴任して、
中国本土方面とインドシナ半島への情報収集拠点になったようです。
軍人がいない代わり、周辺の警戒が厳しく、近づくだけで情報部員の追跡を受ける
と、当時の新聞記者が証言しています。
米統治下の頃就航していた、台湾拠点の航空会社 民航空運公司 (Civil Air Transport)
国民党が台湾に移った1950年頃、OSSの支援で設立された航空会社。
正確には中国本土にあった航空会社の資産を買収した。
台北(松山)を拠点に、ソウル(釜山) 東京(羽田) 大阪(伊丹) 香港 マニラ バンコクに就航。
当時OSSの活動範囲内に運行していた事が、興味を引きます。
韓国や日本へのフライトの途中に、那覇空港を経由する便があり、情報部員や参考人が
利用されていたようです。
民間航空会社でありながら、軍や情報機関の意向で就航した事情。
謎の多い航空会社でしたが、役員が運行した機材の墜落と、ベトナム戦争の終結により、
1968年 運行停止 1975年 会社清算。
琉球統治下時代の謎も、情報公開に伴う資料により解明するのか、興味深いですね。
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